「不妊」の症状と要因

「不妊(症)」とは、

「自然なカタチで妊娠を望んでいるのにもかかわらず」

1年以上妊娠の兆候が現れない状態を指します。

病気ではないため、現在では「不妊症」ではなく「不妊」と呼ばれることが多くなっています。

「不妊とされるカップルは全体の約10パーセント」

と考えられてきましたが、近年は増加傾向が顕著になっており
現在では15パーセント前後まで上昇していると言われます。

また加齢によって妊娠できない状態になったカップルも、不妊の定義に含むとされています。

現代のような医学知識がないころは、「女性側の問題」とされ
女性の精神的な負担が多く、不遇な扱いを受けた時代が長くありましたが

現代では原因の半分は男性側にある(男性不妊症)ことも、はっきりと統計がとれています。

それぞれの要因が複雑に絡み合い、結果として不妊につながっています。

どの要因か分からないという方は、病院での検査が必要になりますが
どれか1つを解決するだけでも不妊症克服に向けて大きく前進することできます。

また、何が不妊の原因か分からない場合もあります。

いずれにしてもまずは自分の体を知り、”本当の原因”を把握することが第一歩です。

妊娠確率は「個人」と「個人×個人」によって異なる

基本的には、初潮を迎えてから閉経するまで妊娠は可能ですが
初潮直後や閉経直前に、自然妊娠する確立は非常に低いです。

また人により適齢期は微妙な差はありますが、1番妊娠しやすい時期は20代と考えられ
人によって時期が微妙にずれますが、ピーク(最も妊娠しやすい時期)までに確率は上昇していきます、

一方で、「不妊症の定義」に全ての人を当てはめることは難しいという意見もあります。

不妊の症状は、その「原因」によって「治療法」も「克服策」も大きく変わってきます。

しかし医学の進歩により、一昔前とは比べ物にならないほど治療法・改善策の種類が増えています。

自分に合った改善策・治療法があることを信じ、1日1日を大切にして取り組んでいくしかありません。

不妊(症)の原因はとても複雑であり、全て解明されている訳ではありませんが
大きく分けて、3つ(肉体・精神・遺伝)の要因に分けることができます。

「肉体的な要因」による不妊

女性側の子宮・卵巣、それらを取り巻く環境に不妊要因があったり
男性側の精巣・性器に問題があるケースです。

場合によっては、外科的な手術が必要になるケースもありますが
適切な改善策・治療によって比較的早期に克服可能なことが多いです。

これらの肉体的な問題は、主に女性不妊の原因になることが多いです。

「女性不妊」について詳しく

「精神的な要因」による不妊

日々受けているストレスや過去の流産の経験など、心因的な問題を抱えているケースです。

女性の場合ストレスは、ホルモンバランスの乱れにつながり
生理不順や、最悪の場合「無月経」を引き起こします。

特に男性の場合は、タイミング法などの「プレッシャー」から
勃起不全を引き起こすケースが非常に多いです。

精神的な要因は、結果的に肉体的な要因よりも
克服するのに時間がかかるケースが多く、治療も複雑です。

またデリケートな問題でもあるため、精神科との連携が必要になる場合もあります。

これらの精神的な要因は、主に男性不妊の原因になることが多いです。

「男性不妊」について詳しく

「遺伝子的要因」による不妊

「不妊」には遺伝子的な要因も、大きく影響していることが分かっています。

染色体レベルで、根本的な遺伝子が関わってくる要因です。

卵子・精子の核酸(遺伝子)に問題を抱えている場合は、
妊娠したとしても、流産や障害児の出産の原因になります。

実際に流産につながる原因は、生活習慣や肉体的・精神的はなく”受精卵”にあると考えられています。

根本的な問題を解決しないことには「本当の克服」はできません。

また不妊症や不育症となる要因は、遺伝する可能性が高いことが分かっています。

そのために、遺伝子検査は初期治療で行われるはすです。

「両親に聞いてみる」ことから

女性側の身体的な疾患や障害もなく、排卵・月経も順調であること
男性側の精子の製造や、機能面に問題がない場合
染色体などの遺伝子の深い部分が原因であると考えられます。

非常にデリケートな問題ですが、一度両親に自分の妊娠・出産の経緯を尋ねてみることをお勧めします。

20年~40年以上前のお話になるかと思いますが
もしかすると、病院に相談して不妊治療を受けていた可能性もあります。

その際の治療内容によって、自分達の不妊の原因究明に役立つかもしれません。

「不妊が遺伝する」というのは、とても矛盾したことであり
「妊娠する能力がない」ということが、遺伝することはありません。

男性に多く見られる遺伝子的要因

遺伝的な要因は、実は男性側に多いことが分かっています。

遺伝子を構成する要素の1つである、「核酸」が多くの割合を占めている
精子を作る側であるため、遺伝的な要因に左右されやすいようです。

染色体異常は、しっかり深く検査しないと分からないため
原因が分からないよのことであれば、早い段階で検査を受けることをおすすめします。

遺伝的な高度で複雑な治療になることが多いですが
克服したケースは沢山ありますし、原因が分かったこと自体が前進です。

「遺伝子的要因」と聞くと、とても重いイメージを思い浮かべてしまいがちですが
他の要因と同じく、克服するために努力することで改善・克服していくことは十分に可能です。

「原因不明」の不妊も

一方で、統計として不妊治療を受けているカップルの
5%前後が「原因不明」の不妊で悩んでいると言われています。

この検査の結果として、男女どちらにも特に疾患が見つからない原因不明の不妊を「機能性不妊」と呼びます。

不妊の原因は多岐に亘りますが、検査によってある程度は判明するこがほとんどです。

しかし一方で、

どのような症状で妊娠することが、できないか分かっているにも関わらず
”どうしてそうなってしまうのか分からない”こともあります。

問題が無いにもかかわらず受精しない

特に、「受精障害」は根本原因が不明なことが多い症状です。

具体的には、健全な精子と健全な卵子を生成することができ
女性内でしっかりと出会っているのにも関わらず、なぜか受精することができないなどの症状がみられます。

またその先の「着床」がうまくいかない症状である、「着床障害」に関しても
受精卵が運ばれているのにも関わらずなぜ着床しないのか分からない、よいった例もあります。

基本的に”原因”はあるはず

これらの根本原因として考えられることは、
検査では分からない、受精・着床の妨げになっているものがあるということです。

それは「膣や子宮の微妙な形状」や「微妙なpH濃度」だったりと、疑うべき可能性は様々ですが
現代の医学でもはっきりと断言することができない、「妊娠の条件の微妙なズレ」のようなものです。

はっきりと原因が分からないことには、心の中がモヤモヤしてしまい
パートナーとの関係が悪くなってしまいがちですが、地道に検査をしながら治療を進めていくしかありません。

また、1つの病院だけでなく、別の病院でも検査してみる
「セカンドオピニオン」は不妊治療でも有効なので、ためらうことなく相談してみることをおすすめします。

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