「化学流産」を招く原因とその後の妊娠への影響~初期流産を予防して安全に妊娠するため大切な栄養素「ビタミンE」~

妊活のためにできること

聞きたくない方も多いネガティブな話題ですが、
妊活において、知識をしっかり身に着けておくべきものもあります。

決して珍しくはない、1つの症状を紹介しておきます。

妊娠22週目を境に”流産”と”死産”という呼び方が変わりますが
十分に育たない(生きていけない)状態で、体外に排出されてしまうことは同じです。

そして、妊娠22週目以前の”超”初期に起きる流産に
「化学流産」というものがあり、実は非常に発生確率の高い症状になります。

どんなカップルであっても、高確率で経験する可能性があり
精神的・肉体的なケアのためにも、知っておいて欲しい症状です。

それほど珍しくはない症状でもある

化学流産は、妊娠10週目までその可能性があると言われており
妊娠5~6週目(生理予定日の少し後)に起きる可能性が高く、
「遅れてきた生理」と判断することも多かったようです。

化学流産を経験する(した)カップルは、実際は統計よりも多くなると考えられ
”気づかない間に”という場合も珍しくありません。

特に、普段から体調がすぐれない日が多かったり
生理不順の傾向があったりすると、微妙な変化に気づけないことも多いです。

また化学流産は、”流産”というよりも
「着床しなかった受精卵が排出されしまう」という表現が近く
実際に、「厳密には流産ではない」とされています。

またこの時期は「着床出血」も見られる時期でもあり
実際に何が起きているのか、はっきりと判断がつかない時期になります。

「化学流産」の前兆と症状

体がだるくなったり、熱っぽくなることは
生理前の症状として一般的であり、化学流産特有の症状とは言えません。

そのため、前兆を掴むことは難しいですが
化学流産時の「出血」は”いつもの生理”よりも多く
「粘度」の高いものが排出されることになります。

また着床後に赤ちゃんを包むはずだった、「胎嚢」も排出されることがありますが
出血に混ざってしまい、確認出来ないことも多いです。

この胎嚢が見えないことが、「化学流産をした」と判断する根拠にもなる要素になります。

「化学流産」を招く要因

流産といったトラブルは、症状が発生するタイミングが
早ければ早いほど、「生殖細胞の質」が影響すると考えられています。

また、一説には「着床の確率」に関して
そのタイミングでの「冷え(冷え性)」が影響していると言われており
確実ではありませんが、「全く無関係ではない」と考えられます。

いずれにしても「冷え」は克服しておくべきであり
温かい子宮の方が、着床の可能性は確実に高まるはずです。

近年注目されてきた現象

化学流産が広く知られるようになった理由として、「妊娠検査薬」の登場があります。

妊娠を心待ちにしているカップルが「焦って」検査薬を使ってしまい
「陽性」と出たにも関わらず「生理のような症状」がみられることから
「妊娠しているはずが生理が来た」と戸惑っていたら
「実際には化学流産していた」という例が見られ始めたためです。

この化学流産の症状は、残念な結果ということは間違いありませんが
同時に「不妊に悩むカップル」によっては、
どの段階にトラブルを抱えているのかが、判明する症例でもあります。

「健康的な」カップルに関しては「受精自体」の確率は
それほど低いものではなく(一説には<一般的なタイミング法>で80%)
その次の段階の「着床」において、確率が30%になると考えられています。

不妊の症状を疑っていたカップルにとっては、
「受精することはできる」ということがはっきりする症状でもあり
「着床」という課題は判明することで、前進とも考えられます。

神経質にならず前に進む

化学流産後の、体の調子・妊活再開のタイミングですが
「化学流産」したことに、気づかない人もいるくらいであり
切迫流産等に比べて、予後は軽いケースが多くなります。

しかし、症状が重く・出血が長引いてしまう人や
精神的なケアを中心に、時間が必要な場合もあります。

「次の生理」の状態を待って、妊活再開の目途を伺いますが
何度も見送る必要がないと考えられており、早い段階での再開が可能です。

”繰り返す”ようであれば問題

「化学流産」は、何度も繰り返してしまうケースもあり
「体質」になってしまっている場合は、注意が必要です。

また「焦り」はもちろん禁物であり、化学流産後には
より冷静な、着実な体調のコントロールが必要になります。

「生殖細胞」の健康を守るために役立つ栄養素

妊活にまつわる栄養学・栄養素の話題の際には、
長く有効性が支持されている「葉酸」を代表として
最近では「オメガ3」や、「スピルリナ」といった
それほどメジャーではない、特殊な栄養素の名前を聞くことも増えました。

また、もちろん「ビタミン」や「ミネラル」といった基礎栄養素も重要であり
その中でも「妊活ビタミン」と呼ばれる、「ビタミンE」の大切さが改めて注目されています。

ビタミンEと言えば、広く知られた「抗酸化成分」であり
美容・アンチエイジングに効果のある栄養素として知られています。

まずは「アンチエイジング効果」が、ビタミンEの持つ力として
妊活にとって、非常に有意義なものであることが挙げられます。

「抗酸化」ということは、細胞1つ1つを「錆び・劣化」から守り
特に妊活カップルにとっては「生殖細胞」の健全・正常化
卵子・精子を元気に保つことが、妊活への好影響になることは間違いありません。

「健康ではない生殖細胞」が招くリスク・残念な結果としては
「流産」や「死産」といったものが挙げられ、これらは「受精卵」の質によって
つまり妊娠した時点で、ある程度の「起きる確率」が決まってしまっていると考えられています。

このサイトでは、ことあるごとに主張している通り
「卵子」と「精子」それらによる「受精卵」の質を高めることが
安心して、妊娠・出産を迎えるために最も重要なのです。

そしてそのための基礎栄養素がビタミンEであり、更に「受精卵」を作る過程だけでなく
「宿った後」も、赤ちゃんを助けていくれる栄養素でもあります。

妊娠中の安全を守るビタミンE

ビタミンEが持つ、アンチエイジングとは違った角度の効果として
「性ホルモン」の分泌を助ける・バランスを整えることが挙げられます。

性ホルモンの生成・正常な分泌に欠かせないものであり
妊活中のカップルにとって、非常に重要な要素を担うものになります。

もちろん、男女共に大切な要素に違いありませんが
特に女性にとっては「受精卵を守り・育む」ために大切なものです。

「着床障害」や「化学(早期)流産」の対策

ビタミンEは、排卵後に分泌が活発になる「プロゲステロン」というホルモンの分泌も促します。

このプロゲステロンは、「子宮内膜」を発達させ
赤ちゃんを受け入れる環境を作るのに欠かせないものであり
正常に分泌していないことによって、せっかく受精できたとしても
受精卵を、しっかりと「着床」させることができません。

「着床障害」と呼ばれる不妊の症状には、女性器の形状の問題と共に
ホルモンが正常に分泌できていないことによることも考えられます。

また、十分に子宮内膜が発達していないことによって
「化学(初期)流産」のリスクも高まることになります。

「気づかない間に」流産してしまっているケースも存在するのです。

絶対に「不足」させたくない成分

ビタミンEの「過剰摂取による弊害」として、
「骨粗鬆症(こつそそうしょう)」を指摘されることがありますが
一般的な食生活の中で、過剰摂取してしまうことはまずありません。

それよりも、「不足」してしまうことの方が深刻です。

一般的な妊活サプリであれば、ほとんどがビタミンEを配合しています。

また、妊活サプリは経済的に難しいというのであれば
ドラッグストアで売られている「ビタミンEサプリ」を
「基準値の半分」だけ飲んでみることもおススメです。

ビタミンEには血行をよくし、冷え性を改善する効果もあり
「鉄分」と同時に摂取することで、より万全な準備を整えることができます。

「潜在的なリスク」をより低下させるために、最も手軽な栄養素と考えられます。

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